バウアー投手のトレーニング方法冒頭
ーマウンドからプルダウン
Jバンド インナーマッスル強化→角度を変えて行う
ボディーブレード? インナー強化・前腕の回内回外のチェック
リストウエイト アームケア 回内回外 肩甲骨内旋外旋
リバーススロー ウエイトボール 肩周りの筋肉(裏側)
ロールインスロー ウエイトボール セパレーション意識
クイックスロー (牽制的な)近い距離から・遠い距離(マウンドの傾斜を含めて)
ステップスロー(ウエイトボール) 100gと150gで
Drivelineのブログを読んでいると、「アカデミーの投手たちはウォーミングアップとケアに半分の時間を費やしている」と書いてありました。バウアー投手も日常的に以上のトレーニングを行っているようですが、肩の深層部の筋肉から浅層部、そして捻りの動きまで動作確認を行っています。
また、別の動画でも
リバーススロー (肩周辺後部の筋肉を対象にしている)
ピボッドピックオフスロー (上下セパレート・体の捻りで投球・最大外旋のため)
ロールインスロー(上下セパレートを意識)
ロッカースロー(股関節の動き・軸足の外転外旋・踏み出し足のブロッキング)
ウォークスローを行っています。(全身の連動)
※( )内は私の推測です。Drivelineの見解でないのであしからず。
この動画では、前半3種目は重いボールを使い、後半2種目で軽いボールを使っています。
このウエイトボール(Plyo care balls)は、
◇スピードアップのため
◇ウォームアップのため
に使われ、ドリルによって使い分けています。ブログでは再三このボールについて言及され、効果があるということが伝えられています。
日本ではほとんど見かけません。メディシンボールを投げる人はいますが、このサイズのボールを投げることはほとんど見かけませんね(某高校は取り組んでおられます)。もちろん私ももっとチームで実践したいところです。
「道具を使う」というのは、指導上かなり有効だと思っています。動作を理解し、その動作を引き出したい、というのが指導者の悩みどころであると思います。擬音を使ったり、言い回しを変えたり、たとえ話をしてみたり、たくさん工夫されていることだと思います。しかし我々がどれだけ頑張ろうと、感覚の共有はできません。脳をつなげればできるかもしれませんが、全く現実的ではないです。指導者と選手間には、ギャップが存在します。
そのギャップを埋めるのは、道具です。理論で説明するのもよいと思います。問題点として、時間がかかることです。理論を理解するのに、10分の選手と30分の選手では3倍の違いが生まれます。そして頭で理解しても、体で実践できない場合があります。いくら頑張っても、感覚がわからなければできません。そこで時間がかかってしまうのです。その場合、道具は言わなくてもある程度わかることが多いです。そしてうまくできればすぐ感覚を掴むことができます。「動作を引き出すために、道具を使う」のであれば、間違いは少なくなります。その逆は実はミスも多いです。指導は時間との戦い、そんな気がします。
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