個人的な意見ですが、「ジャイアントキリング」をすることより、「ジャイアントになり、キリングされる」ことを僕は目指しています。その過程のなかで「ジャイアントキリングする」ことになると思いますが。
2021年6月15日火曜日
あくまで独り言:ジャイアントキリング
2021年5月30日日曜日
野球について考える 1 ゲームの特徴 スペース
前回からの続き、今回は「スペース」についてです。
球技スポーツですと「空間」をどう活用していくか、という話になります。僕はバスケットボールも少しばかりやっていたのですが、コーチから「いかにスペースをつくるか」や、「人がいないところに走る」といったところが大切だと教わりました。
他に、小学生のサッカーでも低学年チームなどは、「ボールに選手が群がる」という現象が発生すると聞いたことがあります。小学生も高学年や強いチームになるほど、ボールには群がらず、グラウンド上を幅広く活用できるようになるそうです。
さて、野球以外の競技ではどのように空間を活用しているのでしょうか。
サッカーもバスケットも「マンツーマン」や「ゾーン」という作戦があります。
「マンツーマンディフェンス」は相手一人に味方一人がついていき、「ゾーンディフェンス」は決められたエリアを仲間と連携しながら守っていく手法です。野球は「ゾーンディフェンス」と考えられます。
ゾーンディフェンスのメリットは、
”ゾーンディフェンスは常にボール周辺に数的優位ができる”
ということだそうです。
以下の「ジュニアサッカーを応援しよう」のリンクより
https://jr-soccer.jp/2018/09/02/post100330/
また、ゾーンディフェンスのポイントとして、
”他の選手たちは、移動したボールの位置、そして移動した味方の位置に連動するように、スムーズに全体がスライドしていけばいいのです。私はこれを「水族館のイワシの群れ」のような動きだと例えるのですが、まさにあの集団的な動きをイメージしてください。まずはボール周辺に守備者全員で常に数的優位を作ること。これが原則となります。”(上記リンクより)
とあります。「水族館のイワシの群れ」と言われるとイメージはつきやすいですね。
「組織化して連動して動く」が基本ですから、野手は声を掛け合いながら動いていく必要があります。
競技性が異なるにせよ、ポジショニングによって「打球が予測されるところに守備者全員で数的優位をつくる」という論理は成り立つと思います。古くは「王シフト」、近年の守備シフトもこれに相当すると考えます。そんなところから、「スペース」は球技スポーツを考えるうえで抑えるべき要素だと思います。
前置きが長くなりましたが、1枚目のスライド。
スペースを分解して分類していくと、スライドのようになりました。
2021年5月24日月曜日
野球について考える 1 ゲームの特徴 「状況変化」
今日は続き、「状況変化」についてです。
まず1枚目のスライド。
野球は、
・ボールカウント12種類
・アウトカウント3種類
・ランナーの位置8種類(ランナー1塁とか)
で合計288種類のケースが発生します。
私ならば、
①確率の高いパターンは反応で動けるようにする
②ケースによって選択肢が複数生まれる場合は、確率の高い2~3を反応で処理できるように
(練習では率の低いものまでやれるだけやる?)
③試合で、率の低いものはある種「あきらめる」
状況判断で最低限の対応ルールを決めておく
例えば、
①無死1塁 0-0 反応でバント処理(100%ミスなくできるように)
②無死1塁 1-1 バントメインで、バスター・エンドラン系も内外で確認
バントは通常処理、バスターエンドランなら外野は3塁で刺せるように
→結果バスターエンドランでショートが動いてしまって抜けてしまいました
外野がポジショニング深くて楽々セーフでした・・・をなくしたい
③1死1・2塁 1-2 ヒッティングの可能性(上位打線)
結果セーフティバントされました→セーフになりました
→もちろんアウトにできればよいが、確率は低かった
なんでもかんでもアウトにできれば、セーフになれればよいのですが、実際はそうはいきません。「パターン処理・選択肢から対応」して、「どうにもならないことは割り切る」場面も出てきます。ケースに対して理解を深めていくことで、実際にグラウンド上の瞬間の判断で、最善のプレイができるようになってほしいと思います。
下のリンクの記事のなかで須江航監督が、
「野球で起こりうる288ケースの予行演習を1年間してきた」とあります。
https://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/201908020000970.html
実際に須江監督がそう仰るのだから、その準備をしてきたのだと思われますが、そもそも指導者がそこまで分析できているのか?自分はできるのか?と言われれば、こうして考え始めている段階です。どこまで考えていったのだろうか、気になるところです。
「状況変化」の項目において大切なことは
・セオリーを把握し反応で動けるようにすること(基本的な攻め方・守り方)
座学→形式練習→実戦練習
・複数の選択肢がある場合、確率の高い2~3を処理できるように(状況判断)
座学や実戦を通して、確率が高いものを選手が感じ取れるようにしたい
・割り切りを知る
ある種「しょうがない」が出てくる。
ゲーム中は「しょうがない」ので、練習で「しょうがない」をつぶす
こういった基礎基本パターンを理解したうえで、
・試合ごと(打順点差イニングなど)の状況を踏まえてゲームで状況判断できるようにする
ポジショニングにしても、「実際これどっち?」という場面が出てきます。データや能力などを突き合せたうえで、判断をすべきでしょうね。ここが一番難しいし、面白いところだと思います。
僕が野球を見ているときは、
「次はどんなボールを投げるのか」
「どんなサインを出すのか」
「どんな攻撃をしかけ、どんな守備をするのか、その展開はどう変わっていくのか」
といった駆け引きを楽しんでいます(これが一番楽しい)。
そして一つの選択に対して、「どうしてそうなのか」と理由を考えています。
楽しみ方はそれぞれなので何でもいいと思いますが、相手があるスポーツで、戦術が発達しているスポーツで、考える時間があるスポーツなので、打ち方や投げ方・スピードだけではないところの楽しみも本来たっぷりとあるはずです。僕もまだまだ言語化できていませんが、ブログで考えることを通して、「駆け引きの面白さ」を伝えられる指導者になりたいと思います。
2021年5月21日金曜日
野球について考える 1 野球のゲームの特徴 「プレイ間隔」
今日は昨日の続き、「プレイ間隔」について書きます。まずは昨日の最後のスライドから。
「間」=「時間」と言い換えることができます。となると、
・1球毎の時間
・1プレイの時間
・攻撃、守備の時間
もそれぞれ野球では関係がある、ということですよね。
例えば
・ランナーが出たときに、セットポジションを長くする
・速いテンポで打者に考えさせない
・打ち気なバッターに対して、ロジンを触る、サインが合わない振りをして力みを誘う
など、これらは時間が技術面とリンクしていると考えられます。
時間のことでいえば、私はネットの記事で読んだ須江航監督(仙台育英高校監督)の言葉をすごく覚えています。
https://www.nikkansports.com/baseball/news/1742518.html
”野球を突き詰めていくと、結局ストライクを振って、ボールをいかに見逃すかなんです。”
記事内ではやや違うニュアンスかもしれませんが、私も本質的だと思いました。つまるところボールを見逃すこと(相手守備の時間を長くすること)で、特にアマチュアでは有利な展開に持ち込むことができるはずなんですね。
私が考える「ボールを見逃す効果」とは、
・相手野手のスプリットステップの回数が増える(単純な疲労)
・守備の時間が伸びる(集中力を酷使する)
・守備が打球に反応しにくくなる(出塁・得点の可能性が高まる)
これらは相手は守備だけでなく、攻撃にも悪影響を与えることがあるのではないでしょうか。印象論ですが、互いに四死球が多いゲームは、取って取られて、エラーも多いゲームになっています。
この「攻守の時間」については、情報を集めた際にも重視しているチームがありました。野球は勝利に貢献する要因が多いので限定はできませんが、勝利の可能性が高まると考えています。
ということで、今回は「プレイ間隔」でした。
間で次の準備をしましょう、時間を効果的に使いましょう、攻守の時間を気にしましょう
といった具合です。ありがとうございました。
2021年5月20日木曜日
野球について考える 1 野球のゲームの特徴
将来監督になりたいと思っていて、本を読んだり、話を聞いたり、動画を見たり、様々な角度から勉強を続けています。どこかで監督になるのならば、ミーティングやマニュアル作成をやってみたい。なので、「ミーティングを選手の前で行う」、ということを前提にパワーポイントにいろいろまとめる作業をはじめています。ブログでは少しずつ知識の棚卸といいますか、アウトプットする作業を通じて、自分の理解を深めていこうと思います。いつも途中で筆をおいてしまうので、なんとかゆるくやり切りたいと思います。
※注意!
あくまで一人の指導者の意見であることを踏まえていただきたいと思います。個人的な野球観にも踏み込んでいくことにもなろうかと思いますが、野球って宗教みたいなところあるじゃないですか。「俺はこうやって教わった!」とか、「こんな考えでは勝てない」とか言い出す●●も存在するのは事実です。変だなと思うところは優しく教えていただけると、幸いです。
今回のタイトルは「野球のゲームの特徴」です。
まずはじめに1枚目のスライド。
2021年2月16日火曜日
言葉の使い方
「共通理解」というのはすごく大事で、選手と指導者間でのギャップをなくすことができる。抽象的な言葉に対して定義を決めて、具体例を出して、理解してもらう。これ授業と同じだな。抽象的な言葉だけを投げつけても、うまくはならない
2021年2月15日月曜日
DISC理論と選手育成
『コーチングクリニック』3月号に、DiSC理論というものが紹介されていました。この理論は選手の行動特性を分析するものだそうです。選手の性格や考え方は千差万別ですから、パワハラ防止や効果的な指導のためには、選手の理解が必要であろうということでしょう。
端的にタイプを4つに分けるのですが、
D:主導 直接的で決断がはやい
i:感化 楽観的で社交的
S: 思いやりがあり協力的
C:慎重 緻密で正確
に分類するそうです。
インターネット上で診断してみたところ、私は「i」でした。あまり社交的でないと思っていたんですが、意外な感じがします。しかし説明などを読んでみると確かにそんな気もする。
記事のなかで強調されていたのは、「判断材料の一つであること」「自分を理解するためのものであること」「メンバーにも行動特性があること」でした。確かに「あの選手と合わない」と言ってしまえばそれまでですが、「動機付けの方法を変える」ことはできるはずです。分析をしたうえで動機づけを変えれば、きっと新しい効果は生まれるはずですね。
https://heart-quake.com/article.php?p=7037#:~:text=DiSC%E7%90%86%E8%AB%96%E3%81%AF%E3%80%811920%E5%B9%B4%E4%BB%A3,%E3%81%AB%E5%88%86%E9%A1%9E%E3%81%97%E3%81%9F%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82
8月11日 東北学院vs愛工大名電
8月11日 東北学院vs愛工大名電 5-3 東北学院〇 かんたんなまとめ:初出場の東北学院が優勝候補の名電を撃破。 140キロトリオと激戦区を勝ち抜いてきた名電だったが、東北学院伊東投手の前になかなか点を取ることができない。初出場かつ新聞記事C評価の東北学院、投打がかみ合い長打...
-
プルダウンと計測について プルダウンとはいかなるものか? https://kounaritai.blogspot.com/2018/09/blog-post_22.html グラウンドにいるときは、たいてい計測しています。ブルペンに投手がいれば計測を...
-
監督とコーチ② 次はコーチのことを書こうと思って、自分の本棚をさらっと見てました。しかし「コーチ論」を書かれたものは案外少ないんですね。監督や指導者の本はありますが、コーチの本というのは、どうやらスポットが当たらないのかもしれません(Amazonを...
-
配球と『野村ノート』 ある種日本の野球神話として成り立っている「困ったときのアウトロー」信仰。この信仰を作り上げたのは、かくいう野村克也氏である。今も評論家として活躍されており、本もたくさん出版されている。本屋の野球コーナーに行って、野村克也氏の...












