今日は昨日の続き、「プレイ間隔」について書きます。まずは昨日の最後のスライドから。
「間」=「時間」と言い換えることができます。となると、
・1球毎の時間
・1プレイの時間
・攻撃、守備の時間
もそれぞれ野球では関係がある、ということですよね。
例えば
・ランナーが出たときに、セットポジションを長くする
・速いテンポで打者に考えさせない
・打ち気なバッターに対して、ロジンを触る、サインが合わない振りをして力みを誘う
など、これらは時間が技術面とリンクしていると考えられます。
時間のことでいえば、私はネットの記事で読んだ須江航監督(仙台育英高校監督)の言葉をすごく覚えています。
https://www.nikkansports.com/baseball/news/1742518.html
”野球を突き詰めていくと、結局ストライクを振って、ボールをいかに見逃すかなんです。”
記事内ではやや違うニュアンスかもしれませんが、私も本質的だと思いました。つまるところボールを見逃すこと(相手守備の時間を長くすること)で、特にアマチュアでは有利な展開に持ち込むことができるはずなんですね。
私が考える「ボールを見逃す効果」とは、
・相手野手のスプリットステップの回数が増える(単純な疲労)
・守備の時間が伸びる(集中力を酷使する)
・守備が打球に反応しにくくなる(出塁・得点の可能性が高まる)
これらは相手は守備だけでなく、攻撃にも悪影響を与えることがあるのではないでしょうか。印象論ですが、互いに四死球が多いゲームは、取って取られて、エラーも多いゲームになっています。
この「攻守の時間」については、情報を集めた際にも重視しているチームがありました。野球は勝利に貢献する要因が多いので限定はできませんが、勝利の可能性が高まると考えています。
ということで、今回は「プレイ間隔」でした。
間で次の準備をしましょう、時間を効果的に使いましょう、攻守の時間を気にしましょう
といった具合です。ありがとうございました。
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