野球は複雑なスポーツです。要素が多いため、何が勝利に結びつくかが判断しにくいスポーツでもあります。測定できる数値ですべて上位に入れば、もちろん勝利する確率が高くなります。しかしそんなうまい話はない、と。だったら、どうやってチームを強くすればいいのだ?という話になりますね。セイバーメトリクスやデータをいじっている方々は、ある数値を見るそうです。
それが、ピタゴラス勝率です。
本題はここではないので、簡単に説明。
ピタゴラス勝率 = (得点の2乗) ÷ {(得点の2乗)+(失点の2乗)}
※引用元「full-count」 https://full-count.jp/2017/01/22/post55714/
得点と失点
の数値を計算すれば勝率がでますよ、ということになります。
とすると、大事なのは「得点すること」ですね。今日はここに話を絞ります。
得点するためにはどうしたらいいのでしょうか?
・ホームランを打つ(ある一定以上の角度と飛距離)
・3アウトとられるまえにホームベースを踏む
これだけです。
では、どうやってこれを実現しますか?とりあえずざっくり考えてみました
遠くに飛ばす
高い打球を打つ
相手がいないところに打つ
相手がとれない打球を打つ
足を速くする
相手に気づかれないように塁を進む
アウトと引き換えにランナーを進める
つまりバッターの時に点が入るのは、飛ばすしかありません。もしくは他のランナーがいれば、相手がいないところに打てば点が入ります。出塁することができれば、ランナーとして得点することができます。
いずれにせよ”ランナーがいれば””ランナーになれば”という条件がついてしまうわけですね。ランナーがでなければ点が入らない。
そうでなくとも点が入る場合があります。それは”ホームランを打つこと”です。
ランナーは出塁できない場合があります。しかしバッターは必ず3打席は順番がまわってきます。等しくまわってくる機会に、自分が3回ホームランを打てばいい(しかも3回ホームランを打ったら4打席目が来ます)。
これが確実に点が入る作戦です。
参考:『Dreams』対常陽高校戦
少なくともホームランを打つには100mほどの飛距離とある程度の角度が必要になります。
飛距離を出すためには、打球速度が必要です。次回は「打球速度」について考えてみようと思います。
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