2018年5月14日月曜日

ピタゴラス勝率と打撃


野球は複雑なスポーツです。要素が多いため、何が勝利に結びつくかが判断しにくいスポーツでもあります。測定できる数値ですべて上位に入れば、もちろん勝利する確率が高くなります。しかしそんなうまい話はない、と。だったら、どうやってチームを強くすればいいのだ?という話になりますね。セイバーメトリクスやデータをいじっている方々は、ある数値を見るそうです。



それが、ピタゴラス勝率です。
本題はここではないので、簡単に説明。
ピタゴラス勝率 = (得点の2乗) ÷ {(得点の2乗)+(失点の2乗)}
 ※引用元「full-count」 https://full-count.jp/2017/01/22/post55714/
 

得点と失点 の数値を計算すれば勝率がでますよ、ということになります。
とすると、大事なのは「得点すること」ですね。今日はここに話を絞ります。



 得点するためにはどうしたらいいのでしょうか?
・ホームランを打つ(ある一定以上の角度と飛距離)
・3アウトとられるまえにホームベースを踏む
  
 これだけです。
 
 では、どうやってこれを実現しますか?とりあえずざっくり考えてみました

 遠くに飛ばす
 高い打球を打つ
 相手がいないところに打つ
 相手がとれない打球を打つ
 足を速くする
 相手に気づかれないように塁を進む
 アウトと引き換えにランナーを進める

 つまりバッターの時に点が入るのは、飛ばすしかありません。もしくは他のランナーがいれば、相手がいないところに打てば点が入ります。出塁することができれば、ランナーとして得点することができます。

 いずれにせよ”ランナーがいれば””ランナーになれば”という条件がついてしまうわけですね。ランナーがでなければ点が入らない。

 そうでなくとも点が入る場合があります。それは”ホームランを打つこと”です。
 ランナーは出塁できない場合があります。しかしバッターは必ず3打席は順番がまわってきます。等しくまわってくる機会に、自分が3回ホームランを打てばいい(しかも3回ホームランを打ったら4打席目が来ます)。
これが確実に点が入る作戦です。

参考:『Dreams』対常陽高校戦

 
 少なくともホームランを打つには100mほどの飛距離とある程度の角度が必要になります。
 飛距離を出すためには、打球速度が必要です。次回は「打球速度」について考えてみようと思います。


  

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