情報収集能力と情報編集能力 (中編)
昨日情報収集能力について話をしました。つまるところ、情報収集には「想像力」が大事になってくる、ということです。もう少し突っ込んで、上手に検索する方法を考えてみます。
上手に検索することや、情報を収集するときに想像力が必要です。僕が映画を探す過程をちょっと思い返してみます。
◇検索 面白い映画が見たい どうやって情報を得るか?
→「映画 面白い 人気」「映画 ランキング トップ100」「映画 批評 ブログ」
「ホラー映画 名作」 「ホラー映画 最新 人気」 「映画 ブログ ホラー」
まずどんな映画を見たいかを考えます。大概はホラーですが、「とりあえずなにか見たいな」と思ったとして、色々検索します。そのときは、上記のような検索方法をとります。
これでも十分面白い映画が見つかるのですが、多くは企業などが提案しているランキングである場合であったりします。もっとコアな映画情報を探りたいな、なんて思うときもあるのですが、そのときは「ブログ」を検索します。
どのジャンルにも「マニア」がおります。映画では、年間に数百本見ているようなマニアもおります。その人のブログ記事をいくつか読み、絶賛しているものや、評価が高いもの探します。そうすることで、信頼度の高い情報を得ることができるわけですね。そうして私は安心して、面白い映画を見ることができるわけです。
◇情報を得るときに大事なのは、大体のエリア決め
良質の情報を得ようとしたとき、「良質な情報はどこにあるのか?」を考えます。例えば「Twitter野球界隈」というジャンルがあるようですが、そこにいらっしゃる方々から出る情報は良質なものが多いです。だからこそ、「野球有識者」という言葉が生まれたり、その人たちのフォロワーが莫大になっていたりするわけですよね。
例えばそれがブログであったり、HPであったり、人物であったり、団体であったりするわけです。「良質な情報が落ちてそうなところに行ってみる」というのが大切なのです。そのときに必要なのが、「大体のエリア決め」です。これがまさに想像力なんですね。
映画を調べるとき「最新作の映画→洋画→ホラー・サスペンス→心霊系」のようにカテゴリがどんどん小さくなっていきます。自分が調べたい対象がどんなカテゴリに属しているのか、を想像するのです。より大きなくくりで考えたり、似ているものはなにかを考えてみます。
「速いボールを投げたい・・・・投げる・・・・投げる・・・やり投げ?砲丸投げ?投擲種目?陸上?」と想像してみることです。
◇良質な情報が小さくても手に入ったら、どんどん掘ってみる
最初はざっくばらんで良いと思います。とりあえずGoogleとか、でかい海に言葉をどんどん突っ込んで見る。そうすると、ざっくりしたものが返ってきます。そこでたどり着いた情報から、どんどん掘ってみましょう。どんどん掘るというのは、「情報の出どころを探してみる」ということです。
私が昨日最後に紹介した「読書猿」さん。こうして私が情報収集について記事にしていますが、もともとの出処は「読書猿」さんです。ブログも何年も読んでいますし、出版されたものも読んでいます。皆さんは「もっと情報収集能力を高めたい!」と思ったわけですよね、そして私のブログをたまたま読んだわけです。そして情報の出処を探すと、「読書猿」に行き着きました。断片的な情報から、より良質な情報の出処へたどり着くわけです。
0 件のコメント:
コメントを投稿