アメリカのベースボールアカデミーの動画をよく見ますが、重いボールをつかったトレーニングがかなり普及しているようです。有名になったDrivelineだけでなく、多くのアカデミーで以下のようなトレーニングをしている動画が見られます。
https://www.youtube.com/watch?v=wxLGnVhzCh4
https://www.youtube.com/watch?v=QXBPj8R9kgk
https://www.youtube.com/watch?v=dMYntCtP0o8
Drivelineのブログによれば、
「リバーススロー、ピボットピックオフ、ロールイン、ロッカー、ウォーキングウィンドップの5種類の拘束ドリルがあります。これらのドリルのうちの3つは、ロールイン、ロッカー、ウォーキングウィンドプなどのベロシティトレーニングに使用されます。」とあります。
また、いくつかブログ読んでみると、重いボールを使うトレーニングは
◇ウォーミングアップ・投球腕のケア
◇ベロシティ(速度)アップ
につながるとされています。
私が実際に使用し、練習でも部分的に取り入れたなかでの考察として、
○通常投球時よりも多いストレスをかけることで筋肉に刺激を与える
○重さを変えることで負荷の度合いを変える
○肩甲骨・体幹部を連鎖させながら投球することができる
このような効果を感じます。
実際重いボールでは、ある程度メカニズムも改善されるようにも感じています。
重いボール+プルダウン(助走投げ)を行うことで、
「負荷のなかで最適な動作、運動連鎖の自然発生」につながると考えています。
もちろんデメリットとして肩肘へのストレスがかかるので、投球過多にならないようにバランスを取る必要があります。
※Drivelineのブログのなかでも、「Plyoballの使用数は調整する必要がある」との記載があります。
いずれにせよ、投手には大きな効果があるトレーニングであると言えるでしょう。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
8月11日 東北学院vs愛工大名電
8月11日 東北学院vs愛工大名電 5-3 東北学院〇 かんたんなまとめ:初出場の東北学院が優勝候補の名電を撃破。 140キロトリオと激戦区を勝ち抜いてきた名電だったが、東北学院伊東投手の前になかなか点を取ることができない。初出場かつ新聞記事C評価の東北学院、投打がかみ合い長打...
-
プルダウンと計測について プルダウンとはいかなるものか? https://kounaritai.blogspot.com/2018/09/blog-post_22.html グラウンドにいるときは、たいてい計測しています。ブルペンに投手がいれば計測を...
-
監督とコーチ② 次はコーチのことを書こうと思って、自分の本棚をさらっと見てました。しかし「コーチ論」を書かれたものは案外少ないんですね。監督や指導者の本はありますが、コーチの本というのは、どうやらスポットが当たらないのかもしれません(Amazonを...
-
野球の競技特性を考えると、9人である複数人スポーツ・相手がいるスポーツ・道具を使うスポーツである・非コンタクトスポーツ・集団でありつつ最終的には個人スポーツ・時間制限がないスポーツ(部分的にはあるが)・守備側がボールを持つスポーツ。 より競技特性を理解し...
0 件のコメント:
コメントを投稿