とりあえず今のところ僕がグラウンドでやるべきことは、
・投手陣の育成
・打撃指導(2年生の中間層・1年生全般)
・捕手の育成(急務)
メインはこのあたりです。春までには、これらポイントを仕上げていく必要があります。とにかくグラウンドにいると時間がないので、どんどん動かないと間に合わなくなります。オフシーズンに入れば投手はそれほど投球することがなくなるので、定期的なプルダウン・トレーニングの管理・ストレッチやケアの方法を重点的に行っていく予定です。
打撃指導については、2本のカウンタースイングを駆使しながら、布教活動を進めています。「へいへいノーパワー!」とか「タンパク質が足りないよ!」という声が飛び交っているので、トレーニングに対する意欲はあるようです。スイングスピードと飛距離アップに集中的に取り組める時期でもあります。ある意味試合で打てるかどうかを気にしなくてよいので、こちらは動きやすくなります。
捕手の育成が急務です。固定捕手を置く時代ではなくなりましたが、ノウハウがあまり確立していない部分があります。リード面は試合中に話をしていました。春の練習試合解禁からは、徹底的に話をしていこうと思っています。それよりも捕手はキャッチング・ブロッキング・スローイングです。どこから取り組むかと言えばスローイングが一番時間かかるので、そこからはじめたいと思います。
もっともっとノウハウが確立していけば、私がいろんなことができるようになります。バッテリーをきちんと成立させるのは高校野球において重要なポイントです。たとえば私が他のチームで監督になったら、バッテリーをとにかく育てます。そして打者を育成します。この2つが、野球の勝敗にかなり関係してくるからです。投手と捕手の育成ノウハウ・打者育成ノウハウを自分が持っていれば、どのチームでも指導者として飯が食えるはずです。
強豪校間の投手力の差は、年々小さくなっていると思います。そうなったときに、差がでるのは捕手の力です。圧倒的なスローイング・ブロック能力・キャッチング。この3つだけで大きな差がつきます。とにかくそのノウハウを早く確立すること、これが私の任務です。
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