あまりやる機会は多くないのですが、1年生大会(リーグ戦)で2試合監督をやりました。うちのチームでは学年担当がいるわけではないので、1年生大会は他のスタッフとで順繰りで監督をしています。僕は17試合中、3試合しか采配していません。普段はピッチャー見たいのと、細やかなフォローをしたいのでベンチとブルペンを行ったり来たりしてます。今日は久々に監督をやったので、今日やってみたことと思ったことを書いておこうと思います。
♢ボールを打たずにストライクを打つ
これは勝つための真理だと思っています。シンプルなんですが、これができると強いです。データは後ほど探します。「打たないボールを決めよう」と声をかけて、目付けの位置を確認しました。投手の傾向からボールになるゾーンを分析し、そこ以外で目付けをしていきました。結果目付けしていないところで2ストライクになってもOKにしました。具体的な作戦面での取り組みは、実はこれぐらいです。
♢自走する状態をつくる
自走とは、勝手に選手たちが進んでいく状態です。監督が手をくださずとも指示を出したり、声掛けができる状態にすることです。「どうする?」と投げかけたり、促しをしつつ試合をしました。元々元気があるのですが、意識して積極性のある声を肯定してました。そうなると、勝手に対策し始めたり、ミスした選手にフォローしたりしていました。
♢役割を明確にする
交代を事前に伝えました。投手のリリーフも、代打も、守備交代も事前に伝え準備をしてもらいました。準備していれば結果が出る、ということを感じてほしいんですよね。
意識的に行っていたのは、これぐらいでしょうか。あとは気づかずなにかやっていたこともあると思います。ただやはり監督をやると、細かなフォローができません。試合に集中しなければならないので、ベンチの様子やブルペンの様子も見てはいますが、声掛け程度になってしまいます。あとは普段と違う作戦をとったりするので、サインミスが出ました。サインの意図を伝えきれないケース・理解できないケースであると、サインミスが発生します。
あとは勝負事なので、「次の一手・二手先」と「全体の展開」の両方を考えてました。ここの経験値が足りないな、とは試合通じて思ったところです。自分の展開パターンの読みが甘いので、選手交代を誤った場面があります。この経験値に関しては、何らかの手段で補填していかなければなりません。しかしまぁ、ずっと考え続けた1日だったのでかなり疲れました。結果気にせずウロウロしているのも楽しいですが、監督として野球について考えるのもすごく楽しいですね。
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