2018年12月22日土曜日

動くことと、工夫すること


ブログもTwitterもしばらく距離ができてしまっていました。改めてエンジンかけ直していかないと、春まで時間がないという事実に気づいたからです。そのために仕込みをやっていました。


ここでいう春とは、練習試合解禁までの日数です。3月上旬には解禁されますので、なんだかんだ言っても80日ほどしかありません。年が明けて70日程度。そこから練習できる時間、直接観察できる時間、話ができる時間・・・・。実際自分が動いていける時間は、圧倒的に少ないようです。春までに140キロを投げられる投手を複数育成したい、と考えたときにはあまりにも時間が足りません。



♢自走&時短
とりあえず今できる手は、「やり方をみんなに公開しちゃう大作戦」でした。個別にアプローチをしていたのですが、いちいち説明するのは時間があってもあっても足りません。なので、簡単にまとめたもとをグラウンドに掲示しておくことにしました。主にはストレッチやトレーニング方法や食事についてですが、現在で40枚ぐらい貼ってあります。いちいち僕が教えなくてもいいのと、選手もきっと忘れてしまうので、それを思いだすことができます。アプローチはひとつだけではなく、あらゆる角度から取り組まねばなりません。


♢状態変化を起こす
結局は「知らない」「できない」「続かない」というのが、結果がでない原因になります。だから、これが反対になればいいわけですよね。

「知らない」から「知っている」
「できない」から「できる」
「続かない」から「続く」


「知らない」は掲示しているものを見れば「知っている」状態になります。
「できない」はやり方を見てやってみれば、方法が図で示してあるので「できる」になります。
「続かない」は、ここだけは管理する必要があると思います。我々スタッフが、数値でもなんでも確認しにいけばよいわけです。定期検診を行えばよいわけです。「あれやってるよね?」と声をかけるのです。そこが一番の役割かと思います。

♢重要なところに資源を落とす
投手の頭数を増やし、用具を揃え、トレーニング環境を整備し、情報を提供し、プロセスを私がある程度管理しています。掲示してある程度自走するようになれば、ゆとりをもって投手陣を観察することができ、なおかつまた新しいことに取り組むことができます。これまで時間を取られていた「教える」ということを時間短縮することで、大幅に動きにゆとりが生まれました。自分でやってみて、これはとりあえず今日まではうまくいっていると思っています。まだまだやらなければならないことがたくさんあるので、一つひとつ進んでいこうと思います。

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