2018年12月1日土曜日

HRはねらわなきゃ打てない

今年の3月~11月までHR数を勝手に集計していました。某チームは年間3桁を超えるそうですが、「わがチームは如何に?」と思って計測してみました。


結果:9ヶ月で46本(週に1本程度)


悔しいですがは、これが現実ですね。


個人的な取り組みとしておこなったことは
●カウンタースイングの導入
●メカニズム改善
この2つです。

手が空いているときは打者の観察をし、個々にアドバイスを送ります。ティー打撃などではドリルを教えたり、ポイントを見せます。カウンタースイングを教える時間があるときは、教えています。

チームとしてはオンシーズンでは毎日バッティングをしています。毎日です。しかしなぜ某チームはあれほどまでにHRが飛び出し、本校ではHRが出ないのでしょうか?実際数日間某チームに行くことができたときの印象や、取り組みを伺って考えてみます。


♢体作りに対する取り組みの違い
単純なプロテイン摂取量も全く違いますが、それ以上に食事全般の取り組み方が違いました。コーラはじめ炭酸飲料を飲んでいる選手も、本校にはたくさんおります。トレーニングや身体操作に対しても、全く異なります。ハードな追い込みが個々人でできているのが、某チームでした。日々身体操作とトレーニング、その下地にある食事や栄養面。この取り組み方は同じ高校野球とは思えませんでした。

♢HRを狙って打っている
某チームのベンチからは「かち上げろよ!」とか「一発かませ!」などの声が飛び交っていたことを記憶しています。本校は「ライナーを打て!」「フライアウトなし!」「HRいらない」などの声が飛び交います。チームの方針が、根本的なチームのあり方に大きく影響しています。データ上、ライナー自体は全く問題ありません。ただそこに「遠くへ飛ばそう」というチームとしての取り組みがあるかどうか、だと思います。

♢練習プログラムも違う
そうなると、どんな練習をするかが変わってきます。打撃自体を細分化して、ドリルや道具でメカニズムを習得したり、置きティーなども使われております。完全にダメではないと思いますが、サイドトスのティーバッティングの弊害や、マシンの使用による弊害などもあると思います。本校でもいくつかの取り組みがありますが、全体として某チームとの差は大きいと感じます。



「まず飛ばそうよ!!!」と声を大にして言いたいのです!!!
遠くへ飛ばなかったら、野球がはじまりません。スカウティング偏重主義の高校野球なのだから、まだまだチャンスがあるはずです。またもう1年、いろいろ取り組んでみます。

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