2019年1月12日土曜日

アームの使い方<内旋外旋・回内回外>①





EXPLAINING THE ELBOW SPIRAL IN THE PITCHING DELIVERY

https://www.drivelinebaseball.com/2015/05/explaining-the-elbow-spiral-in-the-pitching-delivery/
アームの使い方は、「螺旋階段のように」と説明されています。
「エルボースパイラル」ですね。



ここではテイクバックだけですが、
テイクバックーリリースーフォロー
の一連の動きでは、腕が螺旋状に動いていきます。
ひねられながら、回転しながら、投げる といった具合でしょうか。

トランポリンドリル・ピポッドスローでこの「エルボースパイラル」が養われるとして、動画が添付されています。
https://www.youtube.com/watch?v=hkY1eHGW8bg

https://www.youtube.com/watch?v=g6mniyTOgO8

普通に投げるパターンもありますが、
・肘の屈曲
・手の甲の向き

が特徴的です。
エルボースパイラルがピンと来ない方は、「肘(腕)を回転させる」と考えて頂いてもよいかもしれません。
肘を投球目標(前方)に向ける→肘が空に向く

このとき、肩も一緒に連動して動くのがわかると思います。


※危険な動作
・肘の屈曲ー伸展(肘の曲げ伸ばし)
・手首の屈曲ー伸展(パタパタと叩く動き)
で投げてしまうのは、怪我のリスクが伴います(肘の障害につながりやすい)。
「前でリリースしろ」「スナップをきかせろ」「最後は指で切る」
といった指導は完全に☓ではないのですが、危険な動作を誘発してしまう恐れがあります。



HACKING A PITCHER’S ARM ACTION: A HIDDEN POWER OF OVERLOAD TRAINING

https://www.drivelinebaseball.com/2015/05/explaining-the-elbow-spiral-in-the-pitching-delivery/
こちらの記事では、過負荷トレーニング(プライオボール・ウエイテッドボール)を使うトレーニングによって、アームアクションが変化することを説明しています。

過負荷トレーニングを行うことで、
・腕が螺旋状に上がってくる感覚がわかる
・身体の連動性やムチを使う感覚、しなる感覚がわかる
 としています。

実際プライオボールで投球している選手たちを見て、アームの使い方の変化を感じています。フリーフットが着地した際にボールが肩より上にあり、加速してもストレスがかからない使い方になっています。ボールに力が伝わりやすくなり、投げやすくなったという感覚的な声も、選手から聞くことができています。


実際プライオボールじゃなくてもよいと思いますが、重さや大きさの変化をつけることに大きな意味を感じている最中です。


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