プライオメトリック=SSCを強調して高いパワーを発揮する
「プライオ(増大)+メトリック(長さ)」の意味で、筋肉と腱を伸ばしてから短縮させる「SSC(伸長-短縮サイクル)」という動きを強調したトレーニング法です。
石井直方監修 谷本道哉・荒川裕志編・著『アスリートのための筋力トレーニング』より
デプスジャンプ
https://www.youtube.com/watch?v=0DGIGWkg1hc
https://www.youtube.com/watch?v=byIGdpqEPBk
プライオメトリックトレーニングは、いわゆる「瞬発系トレーニング」です。いろいろ種類がありますが、ジャンプ系・メディシンボールスローなどが有名でしょうか。
本校ではジャンプ6種やメディシンボールスローにも取り組んでいます。
野球に接続していくには、
下半身瞬発(ジャンプ系)→上半身瞬発→(MBスローやクイックリフト)
→動作瞬発(スイングや投球動作といった複合的な瞬発力)
※本校では動作瞬発としてプライオボールやプルダウンを実施
が必要だと思っています。
球速アップを図ろうとしている選手・飛距離アップを図ろうとしている選手も多いと思います。野球は筋力発揮が短い時間で行われますから、ウエイトトレーニングで鍛えたものを、より速く使えるようにしなければなりません。そして最後は野球の動作に変換させなければならないのが、野球の難しいところです。
プライオボールやプルダウンは、それぞれ動作瞬発です。重いボールを投げること、そして助走を付けて最大速度で投球すること、これはまさに瞬発です。プライオボールはただ投げるだけではないのでやり方がいろいろありますが、いずれにせよ細分化して取り組んでいくことは重要かと思います。
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